肋骨が二本も折れているナナコですが、少しずつ独居老人宅訪問にいきだした。ときどき、「もう帰っちゃうの。もっと話していってよ」といわれるが、ほら、やはりまだ背中かが痛くてね。辛い。申し訳ない。きょうは、ある家。ピンポンしても音沙汰ない。お手紙だけのこして帰ろうとしていたら、お隣の人が声をかけてきた。「。。さん、変なんだよ。自転車が、家の玄関の前にた倒れていて、もう一週間だ。どうかしてしまったんじゃないか調べてくれ、、、」みたいなことを。びっくりしてしかるべき所に即刻電話。すぐさま、係がきて、これは玄関を開けざるをえない。というので、レスキュウ隊をよんで、ドアをこじあけたら、ご本人はいました。中でころんで骨折し、動けなくなって、はいずりながら缶づめを食べて、なんとかしのいでいたという。現在は、病院にいるらしい。やっと人心地がして、治療をうけ、ご飯もたべていることだろう。ああ、ナナコはこのボランティアしてよかった。人を助けることができました。