今日はお盆送りだね。

 早いもんだね。もう最後の日お盆。今ごろまた天国へお帰りになる方々は、荷物のパッキングに余念がないだろうね。短い旅でしたね。でもまあ、懐かしい方たちに会いまた、来年の再会を約束して旅路につくのだろうね。ナナコも亡くなったかた、特に父、にもう一度会い話してみたいと切におもうよ。  さてナナコ白昼夢  ( 若者が東京のナナコのマンションに着くと、ナナコはそこにいず、ナナコとそっくりな顔をしたナナコの姉がいた 「ああ、あなた漁師の方ね、ナナコからうかがっているわ、私はすぐ上の姉カナコ。あのこナナコが今取材で北海道にいっているので、チョット留守番をしているのよ。まあせっかくだからあがってお茶でも。」 若者はアイスティーをいただきながら、何気なく部屋をみわたすと、家族写真らしきものが飾ってある。そのなかの一人の老女に懐かしいものをかんじた。「あのー、この老婦人はどなたでしょうか?」  「ああ、良くは知らないけど、父の叔母とか、とにかく遠縁のかたかしら 」 若者は北海道のホテルの情報を聞くともう、機上の人に ) 「帰りたくないと  言ったらまた  生きかえるかな」  ナナコ  みゃん。