スーパ―のおじさんに激怒

いるんだよね。四角四面、杓子定規で融通がきかないヤツ。それにナナコは昨日会ってしまった。
あるスーパーで母の日にお菓子をね、いつも送っているのですよ。お菓子に字を書いてくれている「お母さんありがとう」って。だから、ナナコはいつも品物だけより、カードもつけていれてもらっている。「このカードもつけてください」ってお願いした。どおせ包み、届けられた本人しかあけられない、だからかまわないとおもってね。ところが「手紙は受付られません」あいそも何もない。もう品物のお金は別のレジですんでいる。無しにできない。たまたま、配送カウンターに、たった今よばれて、はいった、パートの高齢者のおじさん。なにをいってもテコでも動かない。そこへ若そうな女性の店員が、包装紙をもってきたので、ふたたびナナコはたのんだ。「いいですよ。今日その手紙おもちですか?」 「はい、用意しています。」ナナコは喜んだ。そこへ、ぶっちょうずらのおじさん「うちは手紙はいれない規則なんだ」もうすごく怒っている。引くに引けないって感じ。 「あんた、商売には向いてないよ」これはナナコの心の声ですよ。これで、何人のお客を減らしたか、考えてごらんなさい。 おかげでたった一行のカードなのに、またその足でコンビニへいき切手をはってだした。カステラより、一日遅れて届く。話はもどるけど、最初から、若い女性が来てくれていればすべて、いつもどおりだったのだよ。だけど、不慣れな高齢者のおじさんが、正論をぶっつけてきた。女性は申し訳なさそうし、ナナコに頭をさげた。  まだいやな気分がのこっている。おじさん売り場でなく倉庫にかえてもらいなさい。  「それぞれ  いいぶんは  ありますよ」  ナナコ  ニャン。