努力、忍耐、根性

 今朝、ニャンニャン散歩をしていてその言葉を思いだしたナナコです。それはね。散歩中麦畑があったの、それで、幼いころ両親と一緒によく麦ふみをさせられたなーとおもってね。麦はふめば踏むほど強くなるといわれ、ただ無言で横をむいて、セッセと麦ふみをするんだ。二歩前進一歩後退見たいな実に遅い歩みでね。だけど、ほらナナコはまだ幼かったし、あきっぽっかったんだろうね。よく父に「お前は根性がない」と言われたんだよ。父の大好きな言葉は、努力、忍耐、根性だからね。ナナコの大嫌いな言葉と一致している。父は富士山に旅行に行ったとき、ついにお土産に「根性」とかかれた楯をかってきて、机にかざらせた。そういう父だったよ。今はただ懐かしい。  「根性など  いらないと思ったけど  少しはいるかな」  ナナコ  ニャン。