針のむしろ

 あー、この場面今年はもう最後にして欲しいけど、何とか一人で歩いて、今日ナナコは針のむしろに座りに行く。今朝、奥さんが偶然、旦那さんにこんなこと聞いていたよ「ネエ、あなた、針のむしろって座ったことある?」「当たり前じゃないか、毎日ほらこうして」思はず、プッと吹きだす奥さん。そうだよね。座ってみれば結構なじんだりして。何事も経験だからね。作家にとっては、感情描写のいい参考になる。と言いつつ胃薬をのむナナコでした。しかし、ただ行ってはいけない。今回は、少し頭使って用意周到にいかないとな。、、、と考えたところで、所詮ネコは猫。たいした、考えは浮かばないのでした。どうせアタシは宮本武蔵。いや女だから、ムサコニャンニャンだな。だから煮るなり焼くなり好きにシローってんだ。
 さて、話変わり、最近藤の花が綺麗ですね。あれ棚にするといいってだれが考えたんだろうね。そして、フジは藤で棚に直に従って、きれいに垂れて咲く。あの従順さがいいんだろうね。男としてはさ。  「上向いて咲きたい  でもだめ所詮  藤の花」  ナナコ  ニャン。