お正月二日目

 夕べは、枕の下に富士山と鷹となすびの絵を敷き、ひたすら、一富士二鷹、三なすびの夢を見ようと思ったが、残念、またまた空振りにおわった。エッ何の夢をみたか?ですって。決まっているじゃないの。いつも通り、たくさんのオス猫に追っかけられている夢よ。オスってほーんと、めんどくさいんだから。責任能力ゼロのくせにさー。しかっし、飼い主にオペレーションしてもらって、やっと子猫を産まなくなったけど、この界隈メスネコが少ないのか、あいかわらず、オス達がしつこいのなんのって。でももう、関係ないの。アタシは六の思い出と、あとは自分のニャン生について考えをめぐらしながら生きると決めたのよ。 「今年はね 思い出作りに 生きるのよ」 ナナコ  ニャン。