架空の話。(饅頭怖い)

ナナコの立場上こういう話は架空です。ある遠い南の島でね。敬老会に饅頭をお祝いに配っているとする。ただし、腐ると色々困るので、一応セレモニーに呼んで来た人だけ。でも、ほら、具合が悪く来れない人の近くの人がたまたま行っていて、「私お隣だから届けてあげるわ」となったとしたら、、、。それが、数日後のディーケアーセンターでお喋りされたら、、、。「あれ、私は届けてもらってない。夫が生きていた頃は二人で仲良くいつも招かれて、もらっていたのにせめて墓前に供えてあげたかった。私もいつあちらに行くかわからないのに。」、、、となる。一個の饅頭はとてつもなく価値ある物なのだ。役所は財政もさぞかし苦しかろう。でもすごく意味ある饅頭なら、職員で持っていくとか何とかして、届ける努力をしてほしかったな。  これはくれぐれもナナコの童話です。実在の話ではない。